商工会議所の創業支援事業で勉強してきました!2回目
今日はとても天気がよかったですね~
午前中は娘の保育園の運動会に参加してきました。楽しい休日の午前を過ごしました。
そして午後は創業支援事業の勉強会に参加してきました。
会場に向かう途中、今日は街のお祭りであることに気付きました。
街中がごった返していて露店もたくさん出ていて賑やかでした。
お天気だし、ホントにいい休日ですね~…そんな中で勉強してきました。
PCを利用したシミュレーション
前回は座学オンリーで創業に関わる知識を学びました。
第2回はPCを使った事業シミュレーションを行うということで期待していました。
結論から言うと、私が持っていた事業シミュレーションとは違いました。
私のイメージは、シミュレーションというわけですから、事業計画を立てて、そのシミュレーターの中で回していくもんだと思っていました。
まず単年度の事業計画を立て、それがうまくいくかどうか試してみて、うまくいけば次年度は事業を拡大したり、うまくいかなければリプランしたりして、3年間ほどやってみる、というものをイメージしていましたが…違いました。
あくまで創業計画書を作成できるようになるということに主眼があるシミュレーターであり、経営理念を決めたり、環境分析を行ったりすることで、最終的に創業計画書が完成するというものでした。
6人チームで経営理念から、自社の強み、事業ドメイン、商圏、環境分析等々を行い決めていくわけですが、ひとつひとつ決めるのに結構な時間がかかります。
その日初めて会った、それぞれバックグランドが異なる6人でディスカッションして物事を決めていくわけですから、時間がかかるのは当然ですね~
一人で作業できれば3分の1程度の時間でできそうだな~なんて思ったりもしました。
しかし、やはりこのディスカッションが大事ですね。自分とバックグランドが違う方がどういう考え方をして、どんなアイデアを持っているのか、そういったものを吸収する良い機会でもあります。
しかし、こういったワークの難しさも感じました。
始めに自社の理念や強みを考え、それから商圏を決めたり環境分析を行っていくわけなんですが、とにかく単なるワークというかシミュレーションなので設定がなんでもアリなんですよね~
例えば、アパレルで例を挙げると…同じグループに若くてシャレオツなAさんがいたとします。じゃ、このグループの会社はAさんがデザイナーです、って決めるわけです。
そして、自社の強みを作らないといけないので、例えば「若年層を圧倒的に惹きつける新進気鋭のデザイナーがいる」と決めたりします。
またネットに強いBさんがいたりすれば、「デジタルマーケティングに強みがあり、最新トレンドを常に見極め、市場ニーズにあった服を提供でき、顧客を飽きさせない」なんて決めることができます。
こんな架空の強みを作ってしまうと、環境分析等々を行う際にもう思考停止してしまいます。つまり、そんな会社ならどんな競合がいても新規参入がいても常に競争優位だからです。
想像の産物なので、無意識に最強の会社ができてしまうわけなんですね。
こんな会社ならどんな状況にあっても、マーケットさえあれば(若年層がいるエリアであれば)売れて売れて売れまくるだけですからね。
今回の勉強会では、あくまで事業計画書を作成するということに主眼がありますから、事業計画書を作成するには最低これだけのことを考える必要がある、ということを学ぶことが目的なんだと思います。
実際に融資も必要であれば、事業計画書を作成して、その内容について想定問答も用意して理論武装しておく必要もありますしね。
ということで今回も勉強してきました。また来週3回目、頑張ります!